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草こと

カテゴリー "下準備・媒染・他" の記事

灰汁媒染

今まで媒染は、「みょうばん」 又は 「鉄」 
で行っていましたが、灰汁を試してみました。

薪ストーブの灰をいただいてきて、
湯を注いで灰汁をつくりました。

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調べてみると・・・
灰汁というのは、植物の灰を水に混ぜた時の上澄み液で、
灰中の水溶性成分だけが溶けた水溶液。
主成分は炭酸カリウム。アルカリ性で染色用途ではアルカリ媒染剤となる


梅で染めた布を灰汁媒染してみると・・・
液がえんじ色に。
どういうことだろう?

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感覚としては、
茶色、オレンジ、黄色系の色素を抜くように作用してるような・・・

梅で染めた茶色っぽかった布は
ピンク~オレンジのように染まりました。

その後、黄色に染まった玉ねぎ染めの布を灰汁媒染してみると、
またまた、ピンクになりました。

灰汁は
同一樹種の灰を集めるのが難しいので、
濃度を一定にするのが難しいのと
ムラが出来やすいなぁと感じますが、
その分、同じものが出来ない面白さがありました。

これから灰汁媒染も取り入れていこうと思います。

梅×灰汁 ※ 自然に出来たムラ

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梅×灰汁※ わざと豆乳の下地をつくるときにムラが出来るように処理したものです。

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鉄媒染

鉄の媒染液は、
鉄くぎとお酢とお水
で作ります。

鉄くぎとお酢と水

原液

この液を水にほんの少し入れたものに
下染めを終えた布を入れると
グレーや黒っぽい色に変化します。

媒染前
媒染前

媒染後
媒染後

手前が媒染前、奥が媒染中
媒染中

媒染後
媒染後

渋いきれいな色です。

上から
ビワ、月見草、よもぎ。

渋い色


下準備

染める前の下準備。
呉汁染めとも言われます。

呉汁は一晩水につけた大豆をミキサーにかけて作ります。
無調整豆乳でも代用可能。

呉汁をつくる

呉汁に20分程度布をつけ、軽く絞って乾かします。

染まりにくい綿などの植物繊維に
たんぱく質の下地を作るため。

染め液が浸透しやすくなります。

呉汁染め